リヒテルが残した非常に珍しいLPが入荷しました。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/3733SR1.html
20世紀を代表する巨匠ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル。
彼の演奏を語るとき、多くの名盤が思い浮かびますが、本LPはその中でも群を抜く存在感を放つと言ってもいいでしょう。
1966年、ロカルノとフェラーラで行われたリサイタルの記録――しかも通常盤ではなく、白レーベル/非売品のテストプレス盤。これは単なるレコードではなく、「音楽史そのもの」と呼ぶにふさわしい一枚です。
テストプレス盤とは、量産前の試作盤として、プレス工場やエンジニアが音質確認のために制作したごくわずかな枚数。一般には決して流通せず、関係者の手元に残ったものだけが奇跡的に市場に現れる稀少品です。つまりこの盤は、最初に刻まれた「原初の音」を封じ込めた究極の証言。オリジナルのDGGプレス技術の息吹を、そのまま堪能できるのです。
事実、これらのLPは2530084、085、086という番号が決まり発売される予定でしたが、リヒテル側からクレーム(理由はレパトリーとか?)が入り、発売は見送りとなってしまった経緯があります。
そのため、この3枚セットのLPは数枚のみプレスされてそのままとなってしまいました。
リヒテルの演奏は、静寂と緊張、爆発的なエネルギーが交錯する特別なもの。1966年という円熟期におけるリサイタルは、音楽的な即興性と深遠な集中力に満ちており、まさに彼の真骨頂が刻まれています。一般に発売された盤ではめったに聴けない“生々しい呼吸”が、このテストプレスには確かに息づいています。
音質面でも、驚くほど鮮烈なピアノの響きが再現されます。初期段階でプレスされた盤ゆえに、音の鮮度が凄く、余韻の伸びも格別。現代のハイエンドオーディオシステムで再生すれば、まるでホールの最良席でリヒテルを聴いているかのような臨場感を味わえるでしょう。
コレクターズ・アイテムとしての価値も絶大です。白レーベル・テストプレスは世界的にも数が限られ、状態良好のものはさらに希少。所有すること自体が、クラシック愛好家としての誇りであり、資産としての魅力も兼ね備えています。市場に出回ることは滅多になく、次の機会は訪れないかもしれません。
この盤は、ただの「レコード」ではなく、リヒテルの芸術と1960年代DGG録音の栄光を閉じ込めた「時代の証言」です。あなたのコレクションに加えることは、単なる所有ではなく、クラシック音楽史の一片を手にすること。
✨「幻の一枚を所有する喜び」――それを味わうにふさわしい方へ。
今こそ、このリヒテルの白レーベル・テストプレス盤を手に入れてください。
LPの詳細はこちらです。
https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/3733SR1.html