昨日は英DECCA盤・廉価盤のコストパーフォーマンスについて書いたが、今日はさらにファンにとってはたまらないお話を。
実は、この廉価盤の中には少なくはない数で「オリジナル盤」が存在している。
その例を二つばかり。
これは、1962年に録音されていたが、セルが市販に同意しなったらしく、発売されたのは彼の死後となった。
もう一枚は、「リッチのヴィルトーゾ小品集」。
これは、1958年録音。モノラルでは録音後にすぐリリースされたが、ステレオではこれがオリジナル。(ほかにも、バックハウスやクナッパーツブッシュなどこのパターンは結構多い)