LP日記

最後のバーンスタインのマーラー/交響曲第9番(DGG)

最後のバーンスタインのマーラー/交響曲第9番(DGG)

名盤の誉れ高い、バーンスタインの最後の「マーラー/交響曲第9番」について書いてみました。

最後のバーンスタインのマーラー/交響曲第9番(DGG)

2025.09.03

名盤の誉れ高い、バーンスタインの最後の「マーラー/交響曲第9番」について書いてみました。

ニッフェネッガーのバッハ/無伴奏のLPが入荷しました!

ニッフェネッガーのバッハ/無伴奏のLPが入荷しました!

入手の非常に難しい、ニッフェネッガーのバッハ/無伴奏チェロ組曲のLPが入荷しました。このLPの紹介文を書いてみました。LPの詳細は、こちらから。https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/373066.html

ニッフェネッガーのバッハ/無伴奏のLPが入荷しました!

2025.08.29

入手の非常に難しい、ニッフェネッガーのバッハ/無伴奏チェロ組曲のLPが入荷しました。このLPの紹介文を書いてみました。LPの詳細は、こちらから。https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/373066.html

ギレリスのベートーヴェンのソナタ録音

ギレリスのベートーヴェンのソナタ録音

今日はエミール・ギレリスのベートーヴェンのソナタの録音について思いをはせてみました。

ギレリスのベートーヴェンのソナタ録音

2025.08.26

今日はエミール・ギレリスのベートーヴェンのソナタの録音について思いをはせてみました。

フラショのバッハ・無伴奏を聴いてみました

フラショのバッハ・無伴奏を聴いてみました

ちょっと珍しい、フラショのバッハを聴いてレビューを書いてみました。レコードの詳細は、こちらをご覧ください。

フラショのバッハ・無伴奏を聴いてみました

2025.08.21

ちょっと珍しい、フラショのバッハを聴いてレビューを書いてみました。レコードの詳細は、こちらをご覧ください。

DGGのフルトヴェングラーの疑似ステレオ盤

DGGのフルトヴェングラーの疑似ステレオ盤

先週紹介した新着LPリストには、ドイツでは未発売に終わったフルトヴェングラーの疑似ステレオ盤が数枚あります。日本ではリリースされましたが、本国のドイツでは数枚のテストプレスが存在するだけで、ついに未発売に終わったのです。その意味では、お宝級ですね! 以下、私の書いた説明です。独DGGのフルトヴェングラー(番号は139で始まる6桁のLP)は、モノラル原盤を当時の技術でリチャンネル化した“擬似ステレオ”シリーズ。ステレオ需要が急伸した60年代前後に試みられた独自処理で、原典の骨格を保ちつつ音場の広がりを付加した、モノラル盤とは別個の鑑賞価値を持つ貴重なアイテム。とりわけ本品はホワイトレーベルのテストプレスで、工場段階の試聴・確認用にごく少数(数枚ともいわれています)のみ作成されたもの。一般流通に乗らず、ドイツ本国では未発売に終わりました。(日本やアメリカではリリースされました)そのため、現存数はきわめて限られます。 フルトヴェングラーの録音史と戦後DGGの制作史を繋ぐ資料性に加え、初期スタンパー由来の鮮度を期待できるコレクターズ・アイテムとして推薦できる逸品です。今回、H.P-シュヴァイクマン氏のコレクションからそれらの中からその一部が見つかりました。 非常に貴重なLPと言えましょう。新着リストはこちらからどうぞ!(フルトヴェングラーの疑似ステレオは残り僅かです!)    

DGGのフルトヴェングラーの疑似ステレオ盤

2025.08.19

先週紹介した新着LPリストには、ドイツでは未発売に終わったフルトヴェングラーの疑似ステレオ盤が数枚あります。日本ではリリースされましたが、本国のドイツでは数枚のテストプレスが存在するだけで、ついに未発売に終わったのです。その意味では、お宝級ですね! 以下、私の書いた説明です。独DGGのフルトヴェングラー(番号は139で始まる6桁のLP)は、モノラル原盤を当時の技術でリチャンネル化した“擬似ステレオ”シリーズ。ステレオ需要が急伸した60年代前後に試みられた独自処理で、原典の骨格を保ちつつ音場の広がりを付加した、モノラル盤とは別個の鑑賞価値を持つ貴重なアイテム。とりわけ本品はホワイトレーベルのテストプレスで、工場段階の試聴・確認用にごく少数(数枚ともいわれています)のみ作成されたもの。一般流通に乗らず、ドイツ本国では未発売に終わりました。(日本やアメリカではリリースされました)そのため、現存数はきわめて限られます。 フルトヴェングラーの録音史と戦後DGGの制作史を繋ぐ資料性に加え、初期スタンパー由来の鮮度を期待できるコレクターズ・アイテムとして推薦できる逸品です。今回、H.P-シュヴァイクマン氏のコレクションからそれらの中からその一部が見つかりました。 非常に貴重なLPと言えましょう。新着リストはこちらからどうぞ!(フルトヴェングラーの疑似ステレオは残り僅かです!)    

追悼:ノリントン

追悼:ノリントン

ロジャー・ノリントン氏が7月18日にお亡くなりになりました。ロジャー・ノリントン(1934年オックスフォード生まれ)は、1962年シュッツ合唱団、78年ロンドン・クラシカル・プレイヤーズを創設し、原典と作曲家のメトロノーム表示を尊重するHIPを推進した。69~84年ケント・オペラ、98~11年南西ドイツ放送響で“シュトゥットガルト・サウンド”を確立し、モダン楽器にも史的考証を徹底。録音では87~89年にLCPとベートーヴェン交響曲全集(Virgin/EMI)を完成し議論を喚起。続いてSWR響とベートーヴェン再録、ブラームス、シューマン(Hänssler)を手がけ、ベルリオーズ《幻想》、エルガー《エニグマ》、ヘンデル《メサイア》ほか英仏独作品を透明な響きと推進力あるリズムで刻んだ。辛口ユーモアの語り口と公開リハーサルでの教育的姿勢も特徴。 彼の演奏には、数回接することができました。独特のユーモアと知的な解釈はいまでも心に残っています。彼のLPはこちらから。 

追悼:ノリントン

2025.07.23

ロジャー・ノリントン氏が7月18日にお亡くなりになりました。ロジャー・ノリントン(1934年オックスフォード生まれ)は、1962年シュッツ合唱団、78年ロンドン・クラシカル・プレイヤーズを創設し、原典と作曲家のメトロノーム表示を尊重するHIPを推進した。69~84年ケント・オペラ、98~11年南西ドイツ放送響で“シュトゥットガルト・サウンド”を確立し、モダン楽器にも史的考証を徹底。録音では87~89年にLCPとベートーヴェン交響曲全集(Virgin/EMI)を完成し議論を喚起。続いてSWR響とベートーヴェン再録、ブラームス、シューマン(Hänssler)を手がけ、ベルリオーズ《幻想》、エルガー《エニグマ》、ヘンデル《メサイア》ほか英仏独作品を透明な響きと推進力あるリズムで刻んだ。辛口ユーモアの語り口と公開リハーサルでの教育的姿勢も特徴。 彼の演奏には、数回接することができました。独特のユーモアと知的な解釈はいまでも心に残っています。彼のLPはこちらから。